白い翼

徒然なるままに。ときどき仕事。

夏の終わりに

気が付くと24時間テレビも3/4が終わっていました。

「ああ、本当に夏が終わっていくんだなぁ。」

 

山下達郎「さよなら夏の日」 - YouTube

(埋め込みがうまくいかなかったのでリンクで。)

 

達郎さん初の全編アニメMV。アニメを手掛けたのは、YOASOBI、米津玄師など最新のアーティストのMVも手がけている藍にいなさん。曲自体は30年前のリリースですが、今も色褪せない歌詞、そしてこだわりのサウンドクオリティは必聴です。

 

蛇足ですが、この曲がかかると、「ああ、夏なんだなあ」と感じます。


www.youtube.com

 

夏は達郎さんで始まり、達郎さんに終わる。

 

サマーウォーズ、名作です。栄おばあちゃんをみると、祖母を思い出してグッときます。あんなにしゃんとした人ではないですけどね。言葉の奥にある愛にシンパシーを感じてしまいます。

 

さて、そんな夏の終わりの一コマ。

 

いわゆる「持ち帰りの仕事」がない環境で暮らしていると、おかげさまで土日の時間が増えていきます。これまでは子供達の少年団活動を応援して……ということもありましたが、それぞれ大きく成長してくれ、また、昨今のコロナもあってそういう時間はすっかりなくなりました。

 

相対的に「自由時間」が増えます。これが、無いときはあんなに欲しかったのに、いざ目の前にあると「どうしたもんかな」となってしまうのが悲しいところ。趣味でも何でもやってどんどん動けばいいのですが、根がインドアなので、動く前に色々と考えてしまうんですね。

 

「自由な時間を与えることで、さらにおれたちを絶望させるのさ」

 (ドラゴンクエストビルダーズ2より)

 

これは意外と僕にとって真理で、だらだらとした時間に考えることはたいていネガティブなことばかりなのです。そして、思考の負のスパイラルに落ち込んでしまう。時間と自己否定だけが積み重なる悪魔の時間になります。

 

これを断ち切ってくれる良い本を見つけました。

 

 

 

とにかく、ものすごくポジティブ。自分が失敗することなど微塵も考えない、「そもそも考える必要なくない?」って言い切るくらいの心地よさがあります。私が惹かれたのは、筆者だけでなく過去の哲学者も同じような真理を語っている点です。21世紀の自分も、紀元前のソクラテスも同じようなことで悩んでたんだw って、ちょっと素敵だと思うのです。そういえば、高校の『倫理』は好きだったなぁ。

 

考えすぎるからこそ、考えをプラスに転じていこうという気持ちになれます。

 

最近、Discover21から出ている本はマイヒットが続いていて、前回もちらっとfbでだしましたが、とても読みやすかったです。

 

 

 

では最後に。

山下達郎 「蒼氓(そうぼう)」・「踊ろよ、フィッシュ」Music Video - YouTube

 

蒼茫聞いちゃうとすでに「秋」な感じですけどね。

石田ゆり子さんが素敵です。とても。