エリス闘病記(2日目)
検査日を0と数えるそうで、今日は2日目。
実際には3日間苦しんでるんだけど。
1.熱
今回は、扁桃腺炎と違って、「(高熱のまま)粘れば早く治る」とは限らないようだ。グラフのように、細かい上がり下がりはあるが、2日目にして熱は治りつつある。夜に下がっているのは、ロキソニンのおかげ。扁桃腺炎だと、一旦下がるものの、ぶり返しが酷くてなかなか使えなかった。今回は概ねスッキリ眠れた。今もジリジリと上がってきそうで、先の見えない怖さはある。余談だが、熱が下がるときに大量に汗をかくので、シーツの替えがあるといいなぁ、と今更ながらに思った。
2.喉
終始イガイガしている。辛いと思ったのは昨日くらいから。扁桃腺ではなく、もっと鼻腔に近いあたり。これは逆によかった。飲食には困らない。痰が絡んで、うまく(ウィルスを)体外に出せているので、大丈夫。ビックスなどのど飴たちも効果的なので、それほどの敵ではない。
3.鼻水
ずっと詰まっている。結果、口呼吸になり、口と喉はカラカラ。マスクとこまめな水分補給で乗り切っている。鼻詰まり対策にブリーズライトを買ってみたけど、無効。そういうレベルではないらしい。喉に落ちていって、痰になってウィルスからめて出してくれれば、まあいいかな、くらいで捉えている。
4.頭痛
今回の辛さ、第3位。判定が出た日と次の日は、このためにロキソニンを飲んだと言ってもいいくらい。頭全体がじわーっと絞られる感じだったが、長くは続かなかったので3位。今は何ともない。
5.下痢
今回の第2位。これが起きちゃうと、本当に何を摂取していいかわからなくなる。高熱が出てるから、とりあえず口当たりのよいたまごサンドを…と思ったらアウト。初日の夜は、水様便が止まらなかった(汚い話ですみません)。以前胃腸科で処方してもらった整腸剤と止瀉薬で乗り切る。色々調べたら、コロナといってもいろんな症状が出るらしく、自分はこの腹痛が辛かった。今はゼリー食に切り替えたので治っている。いつ普通食にいくかな…。
6.倦怠感
今回の1位。2位とはほとんど差がないけど、今もこの状態が続いているということで。発熱の具合としては37度代なので、全然動けるはずなんだけど、何故か気力が湧かない。食べてない以上に、やはり怠い感じが否めない。このブログも寝たままスマホで書いているけど、ずっと寝てると逆に体が痛くなるので、それもしんどい。
7.その他
今回はお腹の症状と高熱が重なったので、何が原因かはハッキリしないが、今のところ食欲もあまりない。内臓も弱ってる感じだろうか。
どんな症状がでるかは人それぞれだと思うが、何かの参考になれば。
今回は初めて
あの大流行では全く感染しなかったのに、ここに来て感染してしまった。敵の名はエリス。
突然10時過ぎに体温が急上昇したかと思うと、後は下がったり上がったりを繰り返している。今のところMAXは39.5度。これくらいなら、発熱のベテランとしては大したことはない。39.5を超えてくると、年齢のせいもあってちょっと厄介だ。
原因はわからないが、既に職場で休んでいる人たちのフォローをしてきたことや、週末の旅行、ここ三日間の激務あたりが関係あるだろう。もともとが弱いということを自覚しなければ。
ともかく、五日間はこのまま。
熱も下げない。なるべく。
何にもないよな日だけども
熱い。…けど、一時期に比べたら全然。今日は地方によっては熱中症警戒アラートが出てたけど、ここ北海道は日陰に入ればそうでもないんですよ。湿気が絡む本州の暑さとは異なるのです。
気づけばもう、空は高く。
どうして秋の空って、高く見えるんですかね。明日からお盆休暇の方も多いようで、お盆を過ぎると、道民は「夏の終わり」を意識せざるを得ません。子どもの頃から。
夏休みの終わりが、そのくらいだからです。「さくらーふぶーきのー」って聞いて「ああ、夏休みオワタ」って思うのは、本州以南の方だけですよ。ま、削ってる休みは冬にくっつくので、プラマイゼロなんですけどね。
最近は温暖化が進んでいで、夏が物凄く暑く、冬の雪が少ない、ってのも珍しくないので、どうでしょう、北海道も本州に習って、全国統一で夏休みを設定してもいい気がします。
そんなことをぼんやり考えられるほど、僕の周りは平和だってことです。感謝。
ハーフタイム
例えば、3歳で物心がついたとして。
社会人になるまで、約20年。
そこから「おっさん」になるまで、約20年。
日本人の平均寿命は80代だから、半分が過ぎたってことになるなぁと気づいた。
ここから、シニア世代になるまでに20年。
寿命まで20年、と考えると、「第二クォーター」を終えて、今がハーフタイムじゃない?
とにかくがむしゃらに入った第一クォーター。みんなそうよね。学生の頃は何でも一生懸命で、かける時間のことなんかあんまり考えてなかった。
大人の世界を覗いた第二クォーター。勢いや気持ちだけではどうにもならない世界を知った。自分の身の丈も、割と冷静に見られるようになった。ギラギラした「欲」も、まあそうでもなくなった。(無くなった、とは言えない笑)
さあ、ハーフタイム。ちょっと腰を落ち着けて考えよう。この先、自分が歩んできた長さくらいしか無いよ。そう思ったら、「やりたいことやっとかなきゃ」まずいかもなぁ。なんとなく仕事に区切りがつく「第四クォーター」で、自分が健康でいられる保証もないし。
だから、第三クォーターでしっかり「自分のプレー」を見せますよ。消化試合のような流し方が1番つまらないものね。仕事もプライベートも自分らしさを出していきたい。そうすることで、第四クォーターが色々「楽」になるはず。人生のやり残しが一番辛いから、今、できることを精一杯やるってのは大事だなぁ、と今更ながら思うオッサンの休日でした。
決意
人生の要所で、本当に貴重な出会いがある。
自分の場合、特に「再会」に縁があるようだ。
迷い、躓き、不安……。壁に当たった時、素敵な出会いをもらってきた。本当にありがたいことだ。
「『消化試合』はカッコ悪い」
仕事、人生、人はどこかで「高みに登った」と感じた時に、ふっと力が抜けて「この時はこの程度の経験で乗り切れる」と効率化という隠れ蓑をかぶって通り抜けてしまうことがあるのではないか。たくさんの引き出しをつくったからこそ、引き出しを作ることを忘れてしまう。
そして、その姿は、背中を見ていたものにとって、何とも物足りなく写るだろう。
実際、自分も気づかないうちに「やり切った」と思っていた。事実、やり切ったのだけれども、その姿は光っていなかったことだろう。どんな小さなことでもいい、チャレンジする自分で生きていきたい。チャレンジを楽しめる人でありたい。
自分が「カッコ悪い」と思う姿で生きていくのが、一番カッコ悪い。
トライできる自分でいよう。いつかまた、彼と、誰かと出会った時に「変わらないですね」と言ってもらえるために。
明日
ベッドに横になって、ふと考える。
明日、もし何かの弾みで動けなくなったら、自分は後悔するだろうか?
この弱い体と付き合って40年あまり。今日も腹痛で昼下がりが台無しだ。ちょっと調子に乗ると、すぐにダメになる。週末に食べたチヂミにハイボールに日本酒。至って普通な居酒屋メニューを、家で再現しただけなのに。ハイボール一杯、日本酒1合。決して暴飲暴食ではない。
常に体に「中庸」を求められる。それはそれで辛いのだ。飲みに行っても「もっと飲みましょう!」「まだまだ行けるでしょ!」っていうのが1番辛い。おかげさまで酩酊には強いが、アルコールの刺激に腸がやられる。酔ってないのではなく、酔いたくても酔えない。腹一杯食べたいが、食べられない。
そんな弱さだから、いつか動けなくなるんじゃないか、という漠然とした不安が常につきまとうのだ。椎間板の手術をしてからは、体の内も外も弱くなった。幸い、色んなことに後悔はない。充実した人生を送ってこられたと思う。仕事についても同じだ。自分が必要とされているという感覚も希薄な分使命感もあまりないが、中途半端な仕事だけはしないように、自分なりにきっちりとはやっているつもりだ。
家族や親は悲しむだろう。それは申し訳ないと思う。しかし、そこをして自分の気力に繋げられるか、というと……。まあ、三途の川を渡る順番は守りたいとは思うが。
とりあえず横になろう。目をつぶろう。このまま妄想しても、暗い淵に引き込まれるだけだから。